イオン飲料がおすすめな時
イオン飲料とはポカリスエットやアクエリアス、OS1といったいわゆるスポーツ飲料のことです。
イオンとは電解質をさしており、ここで言う電解質とは、血液中に含まれている塩、カリウムなどのミネラルなど、電荷を持っているものをいいます。
電解質は血液に水分を保っておくため、細胞が生きていくために絶対に必要なものです。
そして、電解質は常に捨てられ、新しいものを取り込まれるもの、なのです。
電解質は汗や尿、消化液など、常に分泌、排泄されているんです。
常に補給しなくても、ある程度はストックしておけます。
1日3回の食事の間、睡眠の間は排泄しっぱなしとはいえ、電解質が不足してしまう、ということはありません。
ということは、食事の時に排泄された分は補っておく必要があるということです。
夏場、血圧が下がる、という人がおられますが、それは汗をかいて、塩が体から抜けたからなんですね。それだけ、常に過剰に食べて、塩が体にたまって、血圧が高くなってしまってるということです。
汗をたっぷりかいたときのおすすめイオン飲料は、前に紹介している経口補水液と呼ばれている、糖分が少なく、塩分が多い飲み物です。
スポーツ飲料が悪か、といえば、そんなことはありません。
糖尿病を持つ人にとっても、必要な時があるんです。
それは、1時間以上運動するとき。
特にインスリン療法を行っていて、血糖値のコントロールがよいと、まとまった時間運動すると低血糖になります。
低血糖は可能な限り防ぎたい副作用です。
連続運動30分ほどすると、筋肉のブドウ糖の取り込みが活発になり、血糖値が急激に低下してきます。このときにこそ、スポーツ飲料の出番です。
ちょっと汗ばんで減った塩分、筋肉が必死で取り込んで低血糖になりそうなブドウ糖をバランスよく補給してくれます。
糖尿病治療でも、インスリン療法の方特に、というのは、すい臓から分泌されているインスリンは自分で調節できますが、注射の場合は、打ってしまったインスリンは効果が発揮されてしまうからです。
運動したから、インスリンが効かないということはなく、運動しようが、しまいが、注射したインスリンはしっかり効果を発揮してしまい、長時間の運動時には低血糖のリスクが高まるのです。
糖尿病の人は食べてはいけないものはありませんが、適切な時に適切な量、適切な食品をたべないと、体がしんどくなってしまう病気なのです。
【引用】糖尿病教室★知識はあなたを救う