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糖尿病食で便秘解消!

糖尿病の合併症で末梢神経障害があります。

足裏がピリピリ、ジンジン、しびれたり、感覚がなくなったり。

神経障害はどこの神経でも起きているので、腸の動きも悪くなり、便秘になることもあります。

この便秘。
便秘は万病の元です。

もともと便秘の人は、神経障害によって、さらに便秘になることがあります。
また、帝王切開、虫垂炎、胆嚢炎など腸を切る手術をしている人も、腸が癒着して、通過しにくくなったり、動きが悪くなったりします。

便秘になると、便が固くなって、腸を圧迫し、血液の流れが悪くなる虚血性腸炎という病気になります。
便が出ないと、腸閉塞となり、食事ができず、嘔吐を繰り返すことにもなります。

食物繊維の摂取量が少ないと、腸内細菌のバランスが悪くなって、悪玉菌が増えます。
そうすると腸の動きも悪くなり、憩室という腸にへこみができたり、そこに炎症が起こると憩室炎が起こり、お腹が痛くなります。

本来、糖尿病の食事療法を行っていると、便秘になりにくく、腸にもいい影響があります。
腸内細菌のバランスも整い、快便に導いてくれます。

しかし、糖尿病を長く患い、神経障害になってしまったり、手術の既往歴があり便秘になりやすい状況であれば、下剤の服用もおすすめします。

ただし、食事療法あっての、下剤です。
最近、新しい下剤が数種類発売され、、薬の効果が減りにくく、継続して内服することで、お腹の調子をよくしてくれます。
排便時に、すっきり!と思えること。これが便秘でない証拠です。

もし、このすっきり感が得られていないなら、主治医に相談してみましょう。
便秘によって老廃物まで吸収されてしまい、腎臓にも負担をかけてしまうこともあります。

便秘くらい、と放置してはいけません。
解消していく努力が必要です。

 

【引用】糖尿病教室★知識はあなたを救う

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