かゆみは血糖値も上げる
スキンケアはやっぱり面倒。できない。
乾燥してかゆいところがあるけど、保湿剤ぬれない・・・。
でも、血糖値に影響があるかもしれない、と知れば、スキンケアをしよう!という気持ちになるかもしれません。
かゆみはイライラのもと。
イライラは、ストレスホルモンの分泌を促します。要は、交感神経が高ぶっている状態。
イライラしながら気持ちよく眠れないですよね。
交感神経が高ぶっていると、その影響で血糖値は上昇しやすくなります。
どんなイライラも血糖上昇に寄与すると考えられます。
そして、かゆいところを気持ちよくかきむしって、少し血がでれば、そこに炎症が起こります。
炎症も、免疫細胞たちから分泌されるサイトカインによって、インスリンの効き目が悪くなり、血糖値の上昇しやすい状況になります。
たかが、かゆみ、乾燥、と放置せず、きちんとケアすることで、血糖値を良好に保てるかもしれません。
皮膚の乾燥は、入浴時に洗いすぎることも原因と考えられています。
石鹸で洗うのは週に2回程度で十分です。
皮膚表面の汚れをお湯で流すだけで、清潔を保つことができます。
ごしごしこすらないことも、バリア機能の高い角質層をはがしてしまうことになります。
そこの皮膚が薄くなり、敏感になることで刺激を受け、炎症が起き、血糖値が上昇、ということも予測されますよ。
皮膚のお手入れをしてあげましょう。
【引用】糖尿病教室★知識はあなたを救う