年末年始の過ごし方

糖尿病患者さんにとって、恐怖の年末年始です。

(恐怖に感じていない人もいるかもしれませんが・・・。)

 

楽しく、自由に、食べて、のんで、ごろごろした結果、1月の検査結果に反映されて、落ち込むこと人が続出します。

 

そうならないためにも、メリハリをつけて、自分の体を大切に、そして家族、親戚、友人との関係も大切にできるように、生活していただきたいと思います。

 

お正月はどうしても不規則になりがちです。

 

可能な限り、規則正しい生活を続けましょう。

起床時間、就寝時間、入浴や歯磨き。いつもの習慣を仕方なくずらすのはOKですが、できることはいつも通り行いましょう。

 

 

食事の時間もずれることがあるでしょう。また、食べる量も増えてしまいがちです。遅く朝食を食べてしまったら、昼食も遅らせて、夕食も遅らせて、となると、夜遅くに食べることになります。ずれてしまっても、次の食事はいつも通り、とすれば、補正しやすくなりますね。食事量も昼食を食べ過ぎてしまったら、夕食を減らす、野菜を多めにするとか、1日のトータルカロリーは同じにしておくようにしましょう。

 

運動も忘れがち。

寒い季節ですが、歩きましょう。

家族と過ごす時間が増えるとは思いますが、一人で過ごす時間も10、15分はあるでしょう。その時間を利用して、ぜひ、歩いてください。

 

初詣に出かけて歩く、それもよいでしょう。

 

荷物をもってゆがんだ体にならないよう、かかとから着地して、背筋を伸ばして視線は前、全身の筋肉を使っていることを意識すると、運動量も変化するそうですよ。

 

年末は大掃除をする、それなら、雑巾がけや窓ふきがおすすめ。膝の曲げ伸ばしはふとももの筋肉を使い、とても運動になります。掃除機をもちながらかける、というのも筋トレになりますよ。

 

 

薬物療法をしている人は、お出かけの時に薬を持っていくのを忘れないようにしましょう。出かける予定があるなら、今からかばんにしまっておくと忘れないですよ。薬物療法はあなたの体をサポートしてくれているもの。忘れたらもったいないです。薬をのまないことで血糖値が上がると、合併症に一歩近づきます。薬物療法こそ、手をぬかず、しっかり行いましょう。

 

食事の時間がずれても、ほとんどの薬は服薬しても大丈夫です。メトホルミンを1日3回のんでいる、朝と昼が2時間しかあいていないから、昼はのまない、と考えがちですが、メトホルミンなら服薬しても大丈夫です。降圧薬は食事しなくても飲みましょう。

 

糖尿病の薬で1日3回のむのは、αグルコシダーゼ阻害薬のグルコバイ、(アカルボース)、ベイスン(ボグリボース)、セイブル(ミグリトール)がありますが、これらも、時間の間隔が短くでも大丈夫です。しっかり食直前に薬をのんで、薬にしっかりはたらいてもらいましょう。

【引用】糖尿病教室★知識はあなたを救う

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