水分補給も大切です
最近暑くなったと、と思ったら、朝晩涼しかったり。
とにかく気温の気温の変化は激しいです。
こういう時は一番熱中症になりやすい時期なんです。
そして、脱水も。
特に 糖尿病を持つ人は高血糖の時に尿がたくさん出てしまい、暑さに慣れてない体は汗もたくさんかくので脱水になりやすいです。
そして、体の中から水分がなくなって、汗をかけなくなって、体内に熱がこもり、熱中症へと症状が重くなっていきます。
脱水になると酸素や栄養を送る血液が少なくなっている状態なので、体液の循環が悪くなり、老廃物の蓄積、尿量の減少が起こってきます。
体にとっては、とても負担をかけている状態になります。
体液の減少は 血管を狭くし、血流が悪くなるため、脳梗塞などの血管が閉塞する病気を発症したり、血流の悪さから老廃物を排泄できなくなり、腎臓の機能が急激に悪化する場合もあります。
というわけで、脱水を常に予防しておく必要性があります。
こまめに水分を摂取することで尿が安定して作られることから、体内の老廃物を体の外に排泄します。
また、肌に潤いを与え 腸内細菌にも良い環境で生息することができるため、善玉菌も増えやすいでしょう。その結果、便秘が改善します。
便秘は万病のもとです。便秘の薬もいいですが、水分も自己管理して、飲んでほしいと思います。
心臓や腎臓が悪い、その他の疾患で水分制限を受けているという場合以外は、1日1.5 Lの水分摂取が推奨されています。
夏場は汗も多くかきますので、もう少し増やしてこまめに2 Lぐらい飲むようにしましょう。
コーヒーや紅茶など、カフェインを含む飲み物には利尿作用があり、水分摂取にはなりません。
コーヒーのカフェインを含む嗜好品を摂取した場合は、それと同じ量のお水を飲むぐらいの気持ちで対応してください。
熱中症には塩分補給、というお話がテレビなどでされていますが、通常の食事量と通常の活動量であれば、汗を大量にかいたと本人が思っていても、身体的には事足りることが大半です。
マラソンしたり、山登りしたり、持続的に汗をかきつづけるような場合は塩分補給も考慮する必要がありますが、塩分を摂りすぎると血圧上昇など、身体にとってよくないことも起こります。
むしろ、汗で失われることで、夏場は血圧の薬も効きやすく、血圧が下がりやすい傾向にあります。
というわけで、
基本的には塩分補給はいつもの食事からで十分と考えて、1日1.5L、汗をかいた日は2Lの摂取をペットボトルなどを活用して、管理しながら飲んでいただきたいと思います。
一気飲みよりは、こまめな補給がおすすめです。
よいタイミングを自分で見つけてください。