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糖尿病は骨粗しょう症にも

糖尿病は骨粗しょう症にもなりやすい。

だから、カルシウムの摂取が推奨されます。
しかし、何事も取りすぎはいけない。

カルシウムは腎機能が低下していると、体内に蓄積します。
少々の蓄積では症状はありませんが、12mg/dLを超えてくると、倦怠感、易疲労感、食欲不振、集中力低下などの症状が出現し、さらに上昇してくると、吐き気、腹痛、便秘などの症状も出現します。

その上に嘔吐や多尿が現れると、脱水が進行して悪循環となり、さらに血液中のカルシウム濃度が高くなります。
14mg/dLを超えると、情緒不安定、錯乱、眠気など精神的な症状を引き起こし、意識を失うこともあります。
不整脈の出現、急性腎不全となれば、死に至ることもあります。

とはいえ、食品からの摂取では、透析に至るほどの腎臓の状態ではない限り、過剰摂取にはならず、腎臓の調節機能で何とか賄えるでしょう。
食品からの摂取量が少ないから、サプリメントで補う場合、これは、指示量を守ることと、重複してのまないこと、腎臓の機能が低下してきている場合には、主治医や薬剤師に相談してください。

こまめな水分摂取により、尿量が確保されていれば、カルシウムも尿から排泄されています。
もし、カルシウムの摂取が不足してしまうと、体内で必要なカルシウムを骨から捻出してきます。
そうすると、骨粗しょう症になってしまうんです。

十分な栄養がなければ、骨は作れないってことですよね。
栄養バランスのとれた、自分の体にみあった食事を、自分で選んで探していきましょう!!!

ちなみに、体内で一番多いミネラルがカルシウムなんですよ。
骨にもなるし、筋肉を動かすときにも使うし、すごいですよね。

さらにおまけ。カルシウム拮抗薬という高血圧治療薬(アムロジピンなど~~ピンと名前がつくもの)は血管の筋肉を動いて縮まないようにカルシウム受容体をふさぐ薬です。
カルシウムが細胞内を出入りすることで、筋肉が縮んだり、伸びたりしてるんですよね。

【引用】糖尿病教室★知識はあなたを救う

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